出典:gooニュース
元三重大病院長・竹田さんの植物つづる随想集 15年間毎月執筆、最終の7作目出版
桑名市総合医療センター理事長を務め、昨年7月に75歳で亡くなった津市河辺町の医師竹田寛(かん)さんの随想が、書籍「最後の理事長の部屋から」として一冊にまとまった。死の前月まで約15年間毎月、入院患者らに向けて文章を書き、院内の壁新聞などで発表してきた。題材は主に植物。道端の小さな草木にも目をとめ、花の構造などを綿密に描く筆致に、生前の人柄がにじむ。
心筋梗塞で倒れた後の随想も 南原繁の足跡、東かがわで没後50年展
58年に引田中学校で講演中に心筋梗塞(こうそく)で倒れ、一命をとりとめた後、執筆した随想「ふるさと」の原稿などもある。会場には、亡くなる3年前の71年に三本松高でおこなった講演の音声が流れている。 市生涯学習課の小川浩功(ひろのり)学芸員は「教育改革に尽力した南原だからこそ、古里の学校とのかかわりを大切にしたのではないか」と話している。 2月24日まで、入場無料。
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