いん‐きょ【隠居】
[名](スル) 1 官職・家業などから離れて、静かに暮らすこと。また、その人。民法旧規定では、戸主が生前に家督を相続人に譲ることをいう。「社長のポストを譲って—する」「御—さん」 2 俗世を離れ...
いんきょ‐しごと【隠居仕事】
老人が勤めをやめてからする、生計に直接かかわりのない仕事。
いんきょ‐ばんとう【隠居番頭】
江戸時代、番頭を勤め終えたのちも引き続き主家に奉公している人。
いんきょ‐ぶん【隠居分】
1 隠居の身分。「姉にかかりて—」〈浄・重井筒〉 2 隠居する者に生活費として分け与えられる財産。「—とて有り銀(がね)三千貫目」〈浮・織留・二〉
いんきょ‐りょう【隠居料】
1 隠居した人に割り当てられる生活費。 2 江戸時代、隠居した武士に幕府、または、藩が支給した扶持(ふち)。
いんきょ‐りょう【隠居領】
隠居した人に割り当てられた領地。