とくわかごまんざいしゅう【徳和歌後万載集】
江戸後期の狂歌集。15巻2冊。四方赤良(よものあから)(大田南畝)編。天明5年(1785)刊。「万載狂歌集」の続編。
としおくしゅう【年尾句集】
高浜年尾の句集。昭和32年(1957)刊。
としぶんしゅう【都氏文集】
平安前期の漢文集。6巻(現存3巻)。都良香(みやこのよしか)の作を、元慶4年(880)ころに門下生が編集したもの。
トルストイぜんしゅう【トルストイ全集】
米川正夫の個人訳によるトルストイの文学全集。昭和21年(1946)から昭和27年(1952)にかけて、全23巻を刊行。
とん‐しゅう【屯集】
[名](スル)群れ集まりたむろすること。「筑波辺に—した賊徒どものうち」〈藤村・夜明け前〉
どうとくてきしょうひんしゅう【道徳的小品集】
《原題、(イタリア)Operette morali》イタリアの詩人、レオパルディの散文集。1827年に初版刊行。邦題は「教訓的小品集」ともする。
どうわしゅう【童話集】
《原題、(フランス)Contes de ma mère l'Oye》ペローの児童文学作品。1667年刊行の「すぎた昔の物語ならびに小話」と1694年刊行の「韻文童話集」を総称していう。「長靴をは...
ドストエフスキーぜんしゅう【ドストエフスキー全集】
米川正夫の個人訳によるドストエフスキーの文学全集。昭和16年(1941)に最初の出版が開始されたが、戦争による紙不足などで4巻までで中止。戦後、昭和26年(1951)から昭和28年(1953)に...
なかのしげはるししゅう【中野重治詩集】
中野重治の詩集。叙情詩、思想詩、抵抗詩など幅広い作品を収める。昭和6年(1931)ナップ出版部から刊行されるが、発禁処分となる。その後もいくつかの版が刊行されている。
なしのもとしゅう【梨本集】
江戸中期の歌論書。3巻。戸田茂睡著。元禄11年(1698)成立、同13年刊。多くの例歌から、二条派の制詞・禁詞が根拠のないものであることを論証したもの。