きじ‐ばと【雉鳩】
ハト科の鳥。全長33センチくらい。全体にぶどう色をし、肩と翼に赤褐色のうろこ模様があり、首の両側に灰青色の横縞がある。アジアに分布。日本では留鳥として平地や山地の林にすむ。デデッポーポーと鳴く。...
きじ‐ぶえ【雉笛】
狩猟で、雉をおびきよせるために吹く笛。雉の声に似た音を出す。《季 春》
きじ‐むしろ【雉蓆】
バラ科の多年草。山野に生え、高さ10〜30センチ。全体に粗い毛がある。葉は根際から群生し、卵形の小葉からなる羽状複葉。春、黄色い5弁花を開く。《季 春》
きじ‐めし【雉飯】
雉の肉を味付けして炊き込んだ飯。
雉(きじ)も鳴(な)かずば打(う)たれまい
よけいなことを言わなければ、災いを招かないですむことのたとえ。
きじ‐やき【雉焼(き)】
1 キジの肉を醤油とみりんにひたして焼いた料理。 2 マグロ・カツオなどの切り身を、生姜(しょうが)汁などを加えた醤油にひたしてから焼いた料理。 3 「雉焼き豆腐」の略。
きじやき‐どうふ【雉焼(き)豆腐】
豆腐を大きめに切り、塩をつけて焼き、熱い酒をかけた料理。雉焼き。
ち【雉】
[音]チ(漢) [訓]きじ きぎし きぎす 1 鳥の名。キジ。「雉兎(ちと)/白雉」 2 土を築き固めた城の垣根。 [名のり]のぶ・ふさ [難読]雉子(きじ・きぎし・きぎす)
ち‐と【雉兎】
1 キジとウサギ。 2 キジやウサギを捕らえる人。猟師。
ちと‐すうじょう【雉兎芻蕘】
《「芻蕘」は草刈りと木こりの意》猟師や草刈り・木こりなど、山で仕事をする人々。