こどねり‐わらわ【小舎人童】
近衛(このえ)中将・少将が召し使った少年。また、公家・武家に仕えて雑用をつとめた少年。「—ちひさくて髪いとうるはしきが」〈枕・五四〉
こ‐ばしり【小走り】
1 小またで走るように急いで歩くこと。「—に会議場に向かう」 2 昔、武家に仕えて雑用を務めた少女。
こま‐づかい【小間使い】
1 主人の身の回りの雑用をする女性。 2 禁中に仕えた下級の武士。また、江戸幕府で雑用に使われた下役。
ご‐さい【御宰】
江戸時代、奥女中の供や買い物などの雑用をした下男。
ざ‐かた【座方】
江戸時代、芝居小屋の使用人。客の案内などの雑用をする。
ざっ‐し【雑紙】
雑用紙。また、鼻をかんだりするのに使う下級の紙。鼻紙。ぞうし。
した‐ばたらき【下働き】
1 人の下について働くこと。また、その人。下回り。「写真家の—で技術を学ぶ」 2 炊事・掃除など、こまごました雑用をすること。また、その人。下回り。
し‐てい【使丁】
雑用に従事する人。用務員。
しも‐じょちゅう【下女中】
台所などで雑用をする女中。⇔上女中(かみじょちゅう)。
しも‐づかえ【下仕え】
院の御所や親王家・摂関家などに仕えて雑用を務めた女。