ひな‐あられ【雛霰】
桃の節句に、雛人形に供えるあられ。米粒を熱してふくらませ、紅白の糖蜜をまぶしたもの。《季 春》
ひな‐いち【雛市】
雛人形や雛祭りの供え物などを売るために立つ市。《季 春》
ひな‐おくり【雛送り】
⇒流し雛(びな)
ひな‐かざり【雛飾り】
雛祭りに、雛人形を飾ること。また、その飾りもの。《季 春》
ひな‐がし【雛菓子】
雛祭りに供える菓子。菱餅(ひしもち)・雛あられなど。《季 春》
ひな‐がた【雛形/雛型】
1 実物を小さくかたどって作ったもの。模型。「新空港の—」 2 形式・様式を示す見本。特に、書類などの決まった書き方を示すもの。書式。「申請書の—」
ひながた‐ざし【雛形尺】
鯨尺(くじらじゃく)の3寸5分を1尺とした物差し。
ひな‐ぎきょう【雛桔梗】
キキョウ科の多年草。暖地の野原などに生え、高さ約30センチ。細い茎が群がって出て、葉はへら状。夏から秋、青紫色のキキョウに似た小さい花を上向きに開く。
ひな‐ぎく【雛菊】
キク科の多年草。群生し、葉はへら形。春、高さ約10センチの花茎を伸ばし、淡紅・紫紅・白色などの頭状花を開き、秋ごろまで咲く。ヨーロッパ西部の原産で、観賞用。延命菊。延齢客(えんれいかく)。デージ...
ひな‐げし【雛芥子/雛罌粟】
ケシ科の越年草。高さ30〜90センチ。全体に毛があり、葉は羽状に深く裂けていて白粉を帯びた緑黄色。5、6月ごろ、大形の紅・桃・白色などの4弁花が咲く。八重咲きの品種もある。ヨーロッパ中部の原産。...