とん‐せい【遁世/遯世】
[名](スル)《古くは「とんぜい」》 1 隠棲して世間の煩わしさから離れること。「—して庵をむすぶ」 2 俗世間を逃れて仏門に入ること。出家。とんせ。
に【弐〔貳〕】
[常用漢字] [音]ニ(呉) ジ(漢) [訓]すけ 1 「二」の大字。「弐万円」 2 二つに離れる。「弐心(にしん・じしん)」
ぬ・げる【脱げる】
[動ガ下一][文]ぬ・ぐ[ガ下二]身につけているものが取れて離れる。「靴が—・げる」
ネソ【Neso】
海王星の第13衛星。2002年に発見された。名の由来はギリシャ神話の海のニンフ。海王星からの軌道距離は平均で4860万キロ、最も離れると7200万キロ(地球と月の距離の約190倍)に達し、太陽系...
の・く【退く】
[動カ五(四)] 1 今までいた場所から離れる。今までの場所をあけて他へ移る。どく。「ちょっとそこを—・いてください」「借家を—・く」 2 ある場所から離れている。へだたっている。「現場から少...
はい‐ち【背馳】
[名](スル)《背を向けて走り去る意から》行き違うこと。反対になること。背き離れること。「基本方針に—する」
はぐら‐か・す
[動サ五(四)] 1 相手の追及を逃れようとして、話の焦点をぼかしたり、ずらしたりして言いまぎらす。「年を聞いても—・して答えない」「話を—・す」 2 はぐれるようにする。相手に気づかれないよう...
はしり‐さ・る【走り去る】
[動ラ五(四)]走ってその場から離れる。乗り物などが急激に遠ざかることにもいう。「野ウサギが—・る」「猛スピードで列車が—・る」
はな・る【離る】
[動ラ四]「離れる」に同じ。「大君の命恐(かしこ)み愛(うつく)しけ真子が手—・り島伝ひ行く」〈万・四四一四〉 [動ラ下二]「はな(離)れる」の文語形。
はなれ‐もの【離れ物】
1 仲間から離れているもの。「その中に美児ひとり、—にて艫櫓(ともやぐら)に上がり」〈浮・男色大鑑・四〉 2 普通とは異なる特殊な事情にあるもの。「慈悲善根なんどで子が生まるる程ならば、世に難産...