へい【柄】
[常用漢字] [音]ヘイ(漢) [訓]がら え つか 〈ヘイ〉 1 器物の手で握る部分。え。とって。「斗柄・葉柄」 2 手中に握る権力。勢い。「権柄・国柄・執柄」 3 とらえて材料にするもの。...
へいそくせい‐どうみゃくこうかしょう【閉塞性動脈硬化症】
腹部大動脈・腸骨動脈・大腿(だいたい)動脈など四肢に血液を供給する血管で動脈硬化が進行し、血管が閉塞する病気。血流が不十分になるため、手足にしびれ・痛み・冷えを感じる。治療せずに放置すると、やが...
へいそくせい‐ぶんべん【閉塞性分娩】
児頭骨盤不適合・胎位異常・微弱陣痛などにより経膣(けいちつ)分娩が困難な状態。開発途上国などで、低年齢や栄養不良などにより、骨盤が十分に発達していない状態で妊娠した場合などに起こる。帝王切開など...
へい‐なん【兵難】
戦争によって受ける災難。戦災。兵災。「其—を避んとして」〈逍遥・当世書生気質〉
へいばんがた‐けいようし【平板型形容詞】
東京式アクセントで、終止形にアクセント核のない形容詞。「あかい○(赤い)」「むずかしい○(難しい)」など。形容詞のうち少数。近年では、修飾語として名詞の前にある場合(「あかい○服」「むずかしい○...
へき【僻】
[音]ヘキ(漢) [訓]ひがむ 1 本筋からずれて、正しくない。一方に偏する。「僻見・僻説・僻論」 2 場所が中央から離れている。「僻遠・僻陬(へきすう)・僻村・僻地」 [難読]僻耳(ひがみみ)...
へき【壁】
1 かべ。かきね。しきり。「官軍にても此—の輙(たやす)く敗り難きを知りてや」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 二十八宿の一。北方の第七宿。アンドロメダ座のα(アルファ)星とペガスス座のγ(ガンマ)星...
へき【壁】
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]かべ 〈ヘキ〉 1 かべ。「壁画・壁面/外壁・内壁・面壁」 2 土べい。かき。仕切りとして設けた建造物。「隔壁・障壁・牆壁(しょうへき)・城壁・鉄壁・防壁...
へき【癖】
[常用漢字] [音]ヘキ(漢) [訓]くせ 〈ヘキ〉かたよった習性。くせ。「悪癖・奇癖・潔癖・酒癖・習癖・書癖・性癖・盗癖・病癖」
〈くせ(ぐせ)〉「口癖・酒癖・手癖・難癖(なんくせ)」
へきあんしょう【僻案抄】
鎌倉時代の注釈書。1巻。藤原定家著。嘉禄2年(1226)成立。父俊成から受けた口伝を含め、古今・後撰・拾遺の三代集の難語を考証・注解したもの。僻案集。