雨(あめ)晴(は)れて笠(かさ)を忘(わす)る
苦難のときに受けた恩を、その時が過ぎると忘れてしまうことのたとえ。
雨(あめ)降(ふ)って地(じ)固(かた)まる
もめごとなど悪いことが起こったあとは、かえって基盤がしっかりしてよい状態になることのたとえ。
あめ‐ふらし【雨虎/雨降】
腹足綱アメフラシ科の軟体動物。潮間帯にみられ、体長約40センチ。ナメクジに似て軟らかく、体内に薄い貝殻をもつ。体色は黒褐色で白斑がある。刺激すると紫色の汁を出す。春先、「海ぞうめん」とよばれるひ...
あめ‐ふり【雨降り】
1 雨が降ること。雨の降っている間。雨天。 2 古い映画フィルムについた傷のため、映写すると画面に筋が何本も入り、雨が降っているかのように見えること。
あめふり‐しょうがつ【雨降り正月】
「雨喜(あまよろこ)び」に同じ。
あめふり‐ばな【雨降り花】
摘み取ると、雨が降ってくると伝えられる草花。地方によって、ヒルガオ・ホタルブクロなどのことをいう。
あめふり‐ぼし【雨降り星】
二十八宿の一、畢宿(ひっしゅく)の和名。→畢(ひつ)
あめ‐ます【雨鱒/鯇鱒】
サケ科の魚。全長約60センチ。若魚は川を下って海で成長し、再び川へ戻って産卵する。東北地方以北に分布。エゾイワナはこの陸封型。
あめ‐もよ【雨催】
雨の降っている時。あまもよ。「山の程も—にいと恐ろしげなれど」〈源・椎本〉
あめ‐もよい【雨催い】
「あまもよい」に同じ。