あま‐もり【雨漏り】
[名](スル)雨水が屋根の穴などから漏れて家の中に滴り落ちること。
あまもり‐ぢゃわん【雨漏り茶碗】
高麗(こうらい)茶碗の一。長年使っているうちに茶が釉(うわぐすり)の気泡にしみ込んでできた、紫鼠色のしみがあるもの。雨漏り手。
あま‐やどり【雨宿り】
[名](スル)雨を避けるために、軒下などにしばらく身を寄せること。 [補説]書名別項。→雨やどり
あま‐やみ【雨止み】
1 雨が降りやむこと。「一人の下人が、羅生門の下で—を待っていた」〈芥川・羅生門〉 2 雨のやむのを待つこと。雨宿り。
あま‐よ【雨夜】
雨の降る夜。
あま‐よけ【雨除け/雨避け】
1 雨にぬれるのを防ぐために覆いにするもの。あまおおい。「—の天幕」 2 雨宿り。
あまよ‐の‐しなさだめ【雨夜の品定め】
源氏物語の帚木(ははきぎ)の巻で、五月雨の一夜、光源氏や頭中将(とうのちゅうじょう)たちが女性の品評をする場面。雨夜の物語。また一般に、人物を品評すること。
あまよ‐の‐つき【雨夜の月】
雨雲に隠れた月。想像するだけで目には見えないもののたとえ。
あまよ‐の‐ほし【雨夜の星】
雨雲に隠れた星。あっても見えないもの、めったにないもののたとえ。
あま‐よろこび【雨喜び】
ひでり続きに雨が降ったのを喜び、仕事を休んで祝うこと。雨降り正月。雨祝い。あめよろこび。