あめ‐かんむり【雨冠】
漢字の冠の一。「雲」「電」などの「雨」の称。あまかんむり。
あめ‐がち【雨勝ち】
[形動][文][ナリ]一定期間内に雨の降る日が多いさま。「—な天気が続く」
あめ‐きんごく【雨禁獄】
白河法皇が、法勝寺行幸を雨のために三度も妨げられ、また行幸当日も雨が降ったので、怒って雨を器に入れ獄に下したという故事。「古事談」にみえる。
あめ‐しずく【雨雫】
雨のしずく。また、涙を流して泣くさまのたとえ。あましずく。「かきくらし晴れぬ思ひの暇なさに—ともなかれけるかな」〈拾玉集・一〉
雨(あめ)車軸(しゃじく)の如(ごと)し
雨脚を車軸に見立てて、大粒の雨が激しく降るさまをいう。→車軸を流す
あめじょうきそくりょく【雨・蒸気・速力】
《原題、Rain, Steam, and Speed》ターナーの絵画。カンバスに油彩。縦91センチ、横121センチ。ロンドンのテムズ川に架かる鉄橋を走る機関車を描いた晩年の代表作。ロンドン、ナシ...
あめ‐たいふう【雨台風】
風が吹くよりも主として雨が強く降る台風。→風台風
アメダス【AMeDAS】
《Automated Meteorological Data Acquisition System》気象庁の地域気象観測システム。日本で昭和49年(1974)から使用。全国千三百余か所に設置した...
雨(あめ)塊(つちくれ)を破(やぶ)らず
《「塩鉄論」水旱(すいかん)から》降る雨が静かに土を壊さずしみ込む意から、世の中がよく治まっているさまをたとえていう。
あめ‐つゆ【雨露】
雨と露。うろ。「—をしのぐ」