もくもん‐の‐じってつ【木門の十哲】
木下順庵門下の10人の弟子。新井白石・室鳩巣(むろきゅうそう)・雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)・祇園南海(ぎおんなんかい)・榊原篁洲(さかきばらこうしゅう)・南部南山・松浦霞沼・三宅観瀾(みや...
も‐こし【裳階/裳層】
仏堂・仏塔などの軒下壁面に取り付けた庇(ひさし)状の構造物。法隆寺金堂や五重塔の初層、薬師寺三重塔の各層などにみられる。雨打(ゆた)。裳階(しょうかい)。
モスマン‐けいこく【モスマン渓谷】
《Mossman Gorge》オーストラリア、クイーンズランド州北東部、ディンツリー国立公園南端にある渓谷。熱帯雨林を流れるモスマン川の浸食により形成された渓谷であり、木生シダや着生植物、森林性...
持(も)って来(き)て
(「…へもってきて」の形で用いられ)ある条件の上にさらにもう一つの条件が加わることを表す。「電車がなくなったところへ—雨が降りだしたのでタクシーがつかまらない」
もどり‐づゆ【戻り梅雨】
梅雨が明けたあとに、再び梅雨のような状態に戻ること。返り梅雨。《季 夏》
ものから
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「から」から》活用語の連体形に付く。 1 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…ものの。「月は有明にて光をさまれる—、影さやかに見えて、なかなかをかしきあ...
もの‐もうし【物申し】
《古くは「ものまをし」》 1 神や天皇など高貴な方に申し上げること。あるいは取り次いで伝えること。また、その職の人。「縄の端に鐸(ぬりて)を懸けて、—に労ること無かれ」〈顕宗紀〉 2 祝詞などを...
もみじ‐がさ【紅葉傘/紅葉笠】
1 《古今集・秋下の「雨降れば笠取山のもみぢばは行きかふ人の袖さへぞ照る」から、照る笠の意》日傘。日照り傘。 2 中央を青土佐紙、周囲は白い紙で蛇の目に張った雨傘。貞享(1684〜1688)ごろ...
もみた◦う【紅葉たふ/黄葉たふ】
[連語]《動詞「もみつ」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》紅葉している。「百舟の泊(は)つる対馬の浅茅山しぐれの雨に—◦ひにけり」〈万・三六九七〉
もも‐よせ【股寄せ】
太刀の鞘(さや)の峰のほうを覆っている覆輪(ふくりん)。雨覆(あまおお)い。