えき【奕】
碁を打つこと。「桃の実の大なるを啗(く)ひつつ—の手段を見る」〈読・雨月・夢応の鯉魚〉
えき【疫】
伝染して流行する病気。はやりやまい。えやみ。「およそ—は日数あり、その程を過ぎぬれば、寿命(ことぶき)を過(あやま)たず」〈読・雨月・菊花の約〉
えき‐う【液雨】
秋から冬にかけて短時間降る雨。立冬のあと10日を入液、小雪(しょうせつ)を出液といい、このころに降る時雨(しぐれ)。《季 冬》
えぞ‐ぎく【蝦夷菊】
キク科の一年草。高さ30〜60センチ。卵形の葉が対生する。夏から秋、紫・淡紅・青紫色などの大形の頭状花を開く。中国の原産で、観賞用。多くの園芸品種があり、アスターともいう。薩摩紺菊(さつまこんぎ...
えぞ‐つゆ【蝦夷梅雨】
梅雨のころ、北海道の太平洋側で雨が多く降る現象。オホーツク海高気圧から冷たく湿った風が吹くことによって起こる。→梅雨 [補説]梅雨前線はふつう北海道に到達する前に衰えるため、本州のような梅雨はみ...
エックスバンド‐エムピーレーダー【XバンドMPレーダー】
国土交通省が設置・運用する降雨観測システムXRAINで用いられるマルチパラメーターレーダー。Cバンドを用いる従来の広域レーダーに加え、より波長が短く分解能が高いXバンドのレーダーにより、1分毎に...
エックス‐レイン【XRAIN】
《extended radar information network》国土交通省が設置・運用する、マルチパラメーターレーダーによるリアルタイム降雨観測システムの愛称。局所的な雨量をほぼリアルタ...
エネディ‐こうげん【エネディ高原】
《Plateau de l'Ennedi》チャド北東部、サハラ砂漠にある砂岩の台地。風雨による浸食を受けた奇岩群が点在し、アルシェイのゲルタをはじめとする渓谷がある。また、先史時代の岩絵が残って...
え‐の‐あぶら【荏の油】
エゴマの種子からとった油。アルファリノレン酸を多く含み、食用とするほか、ペンキ・ワニスなどに使用される。古くは灯用や雨傘などの塗料に用いた。荏胡麻油(えごまあぶら)。紫蘇油(しそあぶら)。えのゆ。
えん【煙】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]けむる けむり けむい けぶい 〈エン〉 1 けむり。「煙害・煙突・煙幕/薫煙・黒煙・硝煙・人煙・炊煙・噴煙・砲煙」 2 煙のようにかすんだもの。も...