かっこ‐おどり【羯鼓踊(り)】
風流(ふりゅう)系の民俗芸能で、羯鼓を腹につけ、背に神籬(ひもろぎ)を負って踊るもの。雨ごい・虫送りなどを目的として、中部地方以西に広く分布。
かっ‐すい【渇水】
雨が降らないため、川・池沼などの水がかれること。
カッパ【(ポルトガル)capa】
1 雨天の外出に用いる外套(がいとう)の一。ラシャ製のものが伝わったが、日本では綿布や紙に桐油(とうゆ)を引いて、形も、袖のない丸ガッパから着物風の袖ガッパになった。雨ガッパ。 2 荷物・駕籠(...
カッパ‐かご【カッパ籠】
大名行列などの最後に下回りの者が棒で担いでいった、雨具を納めた籠。
か・つ【搗つ】
[動タ四] 1 臼(うす)でつく。「米—・つ男ら」〈読・雨月・蛇性の婬〉 2 棒などで、たたいて落とす。「いや、星を—・ちます」〈咄・軽口五色紙〉
かつどう‐ほうかい【滑動崩壊】
谷や斜面に土を盛って造成した大規模な宅地などで、地震や集中豪雨がきっかけとなって、造成した盛土の全体が広範囲に崩落する現象。
かて
《係助詞「か」に接続助詞「とて」の付いた「かとて」の音変化。関西方言》 [接助]用言、助動詞「た」「ん(打消し)」の終止形や助詞「や」などに付く。 1 逆接の仮定条件を表す。たとえ…しても。「...
かてい‐じょうけん【仮定条件】
前に述べる事柄を仮定して、後の事柄に続ける表現形式。「もし雨が降ったら(ると)…」の類の順接条件と、「もし雨が降っても(でも)…」の類の逆接条件とがある。→確定条件
かて‐に【糅てに】
[連語]《動詞「か(糅)つ」(下二)の連用形+格助詞「に」》…交じりに。「神無月時雨ばかりは降らずして雪—さへなどかなるらむ」〈流布本後撰・冬〉
かどう‐へいそく【河道閉塞】
地震・豪雨・火山噴火などによる大規模な土石流やがけ崩れが川の流れを堰(せ)き止め、上流側に大量の水がたまった状態。崩壊すると下流に災害を起こす。天然ダム。土砂ダム。土砂崩れダム。→堰き止め湖