ゆき‐づきよ【雪月夜】
雪のある月夜。《季 冬》「柿の枝の影につまづく—/桂郎」
ゆき‐づり【雪吊り】
雪折れを防ぐために、庭木などの枝をなわや針金などでつり上げておくこと。《季 冬》「—の小さき松や小待合/虚子」
雪(ゆき)と墨(すみ)
物事の正反対であること。また、違いのはなはだしいことのたとえ。
ゆき‐どい【雪訪ひ】
雪が降ったとき、親しい人を見舞うこと。雪見舞い。「—ニ参ル」〈日葡〉
ゆき‐どうろう【雪灯籠】
雪をかためて灯籠の形にし、横穴をあけてその中に火をともすもの。
ゆき‐どけ【雪解け/雪融け】
1 春になって、降り積もった雪がとけること。また、そのころ。ゆきげ。《季 春》「—や西日かがやく港口/石鼎」 2 《ソ連の作家エレンブルグの小説名から》国際間の対立緊張がゆるみ、和解の空気の生じ...
ゆきどけ‐みち【雪解け道】
雪がとけてぬかるみになった道。
ゆき‐どめ【雪止(め)】
屋根に積もった雪が滑り落ちるのを防ぐため、軒に丸太・板・金具などを取り付けたもの。
ゆき‐な【雪菜】
1 雪国地方で、雪の中で栽培する菜類。雪によって軟らかく生育する。 2 コマツナの栽培品種。雪に埋もれてから出る白い花茎を食用とする。山形県米沢の名産。
ゆき‐なげ【雪投げ】
雪合戦。《季 冬》