ゆき‐ふみ【雪踏み】
1 道に積もった雪を踏みかためること。また、その作業。《季 冬》「—も神に仕ふる男かな/素十」 2 1に用いる道具。わらで小さい俵のように編んだものを二つ作り、上から足を入れて歩きながら雪を踏み...
ゆき‐ふり【雪降り】
雪が降ること。また、雪の降る時。降雪。
ゆきふり‐がみ【雪降り髪】
馬のたてがみの白いもの。木綿髪(ゆうかみ)。「山がつの垣根のそひに食(は)む駒(こま)の—と見ゆる卯(う)の花」〈夫木・七〉
ゆき‐ぶか・い【雪深い】
[形][文]ゆきぶか・し[ク]雪が深く積もっている。「—・い山中」
ゆき‐ぼうし【雪帽子】
1 雪を防ぐため、頭から体の上部にかけてかぶるもの。《季 冬》 2 大きな雪片となって降る雪。ぼたん雪。
ゆき‐ぼとけ【雪仏】
雪をかためて作った仏像。《季 冬》「彼是といふも当坐ぞ—/一茶」
雪仏(ゆきぼとけ)の水遊(みずあそ)び
《雪は水中に入ればとけるところから》自分から身を滅ぼすことのたとえ。
ゆき‐ま【雪間】
1 雪が降りやんでいる時。雪の晴れ間。 2 積もった雪のところどころ消えた所。《季 春》「辻待(つじまち)の車置いたる—かな/紅葉」 3 雪の降っている中。雪の降り積もった中。「降りやまぬ—の梅...
ゆき‐まく【雪幕】
歌舞伎の大道具の一。雪山の絵などを描いた道具幕で、雪の場面での舞台のつなぎなどに用いる。
ゆき‐まくり【雪捲り】
雪原に強風が吹きつけて雪面が薄くまくれ上がり、巻くように転がって円盤形または円筒形になる現象。庄内平野などでみられる。俵雪。雪俵。