せっか‐さい【雪花菜】
おから。うのはな。きらず。
せっかずせつ【雪華図説】
雪の結晶図説集。古河(こが)藩主土井利位(どいとしつら)著。天保4年(1833)正編、同11年続編刊。顕微鏡で観察した合計183の雪の結晶図と、論考「雪の生成の物理」等を収める。
せっか‐せっこう【雪花石膏】
細かい結晶が集まってできた白色半透明の塊状の石膏。軟らかくて粘りが強い。彫刻材にする。アラバスター。
せっかのらん【雪華の乱】
岡田誠三の歴史小説。昭和52年(1977)刊。天保の飢饉(ききん)の際、暴動の首謀者となった大塩平八郎の実像に迫る。副題は「小説大塩平八郎」。
せっ‐き【雪肌】
雪のように白くきれいな肌。また、そのような肌の人。雪膚(せっぷ)。
せっきゅう‐ちきゅう【雪球地球】
⇒スノーボールアース
せっ‐けい【雪景】
雪が降ったり積もったりしている風景。雪景色。
せっ‐けい【雪渓】
雪や氷が夏でも残っている高山の谷。《季 夏》「—をかなしと見たり夜もひかる/秋桜子」
せっけい‐かわげら【雪渓襀翅】
クロカワゲラ科の昆虫。体長約1センチで細長く黒色、細長い3本の尾があり、翅(はね)はない。夏、本州中部山岳地帯の残雪上に現れ、平地でも早春に雪上でみられることがある。雪渓虫。
せっけい‐じ【雪蹊寺】
高知市長浜にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は少林山。延暦年間(782〜806)に空海が創建。初め高福寺、のち慶雲寺と称し、安土桃山時代に月峰が中興して臨済宗となる。長宗我部(ちょうそかべ)氏の菩提...