うろこ‐ぐも【鱗雲】
空高くうろこ状に広がる白色の雲。巻積雲のこと。鰯雲(いわしぐも)。鯖雲(さばぐも)。《季 秋》
うん【雲】
[音]ウン(呉)(漢) [訓]くも [学習漢字]2年 〈ウン〉 1 くも。「雲海・雲散・雲集/暗雲・暁雲・巻雲(けんうん)・彩雲・紫雲・瑞雲(ずいうん)・星雲・戦雲・白雲・風雲・雷雲」 2 高...
うん‐い【云為】
[名](スル) 1 言ったり、したりすること。言葉と行為。言行。「真似の巧みな事というのは、宛(あたか)も其人が其処に居て—するが如くで」〈二葉亭・浮雲〉 2 ある事柄を取り上げ、それについて、...
うん‐う【雲雨】
1 雲と雨。 2 《「呉志」周瑜伝による。竜は雲や雨に乗じて昇天するとされるところから》大事業を起こす機会。「—に乗じて雄飛する」 3 《楚の懐王が、朝は雲となり夕には雨となると称する女に夢の中...
うん‐えい【雲影】
雲の姿。曇らせるもののたとえにもいう。「西の空に—を見る」「心を—が覆う」
うん‐えい【雲翳】
雲で空が曇ること。空のかげり。曇り。
うん‐えん【雲煙/雲烟】
1 雲と煙。または、煙のように薄くたなびく雲。転じて、雲と霞(かすみ)。 2 《杜甫「飲中八仙歌」から》書画の墨色・筆跡が鮮やかなこと。
うんえん‐かがん【雲煙過眼】
《蘇軾「宝絵堂記」から》雲や煙がたちまち過ぎ去ってしまうように、物事を長く心に留めないこと。物事に執着しないこと。
うんえん‐ひどう【雲煙飛動】
1 雲や霞が空をすばやく飛んで行くこと。 2 筆跡が生き生きとして勢いのあること。
うんか【浮塵子/白蝋虫】
半翅(はんし)目ウンカ科の昆虫の総称。形はセミに似る。繁殖力が強く、稲などの茎や葉から液を吸って枯死させる害虫。ヒメトビウンカ・トビイロウンカ・セジロウンカなど種類は非常に多い。名は、雲霞(うん...