かど‐たち【門立ち】
1 門口に立つこと。「何とやら心にかかりて、霜夜に—して」〈浮・織留・六〉 2 遊女が門口に立って客を誘うこと。「高き名の松の—立ち馴れて、人待ち顔の暮れならん」〈浄・反魂香〉
カバート‐クロス【covert cloth】
梳毛(そもう)織物の一種。縦に濃淡2色の霜降りの双縒糸(よりいと)、横に濃色の単糸を使い綾織り、あるいはしゅす織りしたもの。主にコート・冬用のスーツ・乗馬服用。薄手の綿製のものは作業衣・制服など...
かみ‐やま【神山】
神の鎮座する山。「妻隠(つまごも)る矢野の—露霜に」〈万・二一七八〉
かれ‐がれ【枯れ枯れ】
[形動][文][ナリ]草木が今にも枯れそうなさま。「激しい霜のために—になった桑畠の間を通して」〈藤村・家〉
かん‐ぎく【寒菊】
1 菊の一品種。花も葉も小形。霜に強く、12月から翌年1月にかけて黄色い花を咲かせる。こがねめぬき。しもみぐさ。《季 冬》「—の雪をはらふも別かな/犀星」 2 餅を薄く切ってから菊の花や葉の形に...
かん‐ろ【寒露】
1 晩秋から初冬にかけての、霜になりそうな冷たい露。 2 二十四節気の一。10月8日ごろ。このころになると、北地では初氷がみられるようになる。《季 秋》
がい‐がい【皚皚】
[ト・タル][文][形動タリ]雪や霜で辺り一面が真っ白く見えるさま。「—たる雪の中の一つの別れ」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
がくせい‐ふく【学生服】
学生・生徒が着用する服。特に、男子の黒地や霜降りで詰め襟の服のこと。
がれ【枯れ】
[語素] 1 草木が枯れること。また、枯れはてたさま。「末(うら)—」「夏—」「冬—」「霜—」 2 その物がなくなってしまうこと、また、尽きはてたさま。「品—」「資金—」
きえ‐かえ・る【消え返る】
[動ラ四] 1 《「返る」は、すっかり…する意》すっかり消えてなくなる。また、たちまち消えてしまう。「定めなく—・りつる露よりも空頼(そらたの)めする我は何なり」〈かげろふ・上〉 2 《「返る」...