さ‐ぎり【狭霧】
《「さ」は接頭語》霧。《季 秋》
さんせい‐む【酸性霧】
酸性の大気汚染物質を含んだ霧。空気中に長時間漂っているため、酸性雨より酸性度が強く、森林などに大きな被害を及ぼす。→酸性雨
しつ‐む【湿霧】
地上の物がしっとりとぬれるほどの大きな水滴からなる霧。⇔乾霧(かんむ)。
しょう‐む【瘴霧】
毒気を含む霧。「地獄に火焔の海、—の沼あるは」〈鴎外訳・即興詩人〉
じ‐ぎり【地霧】
地上に立ったときの目の高さより低い所にたちこめる霧。
じょうき‐ぎり【蒸気霧】
安定した冷たい空気が暖かい水面上にあるとき、水面から蒸発した水蒸気が凝結してできる霧。蒸発霧。
じょうしょう‐ぎり【上昇霧】
⇒滑昇霧
じょうはつ‐ぎり【蒸発霧】
⇒蒸気霧(じょうきぎり)
すい‐む【水霧】
霧。特に、川に立つ霧。川霧。
せい‐む【星霧】
「星雲」に同じ。「恒星中に—と太陽との中間に位するものあり」〈雪嶺・宇宙〉