えび‐の‐しっぽ【海老の尻尾】
霧氷の一。高山などで、セ氏零度以下に過冷却した霧や雲の粒が岩石・樹木などに吹きつけられて着氷したもの。風上側に伸び、エビの尾状になる。
えりも‐みさき【襟裳岬】
北海道中南部、日高地方南端の岬。太平洋に面し、寒流・暖流の合流地。濃霧が発生しやすい。 [補説]アイヌ語「エンルム」(岬)から。
えん【煙】
[常用漢字] [音]エン(呉)(漢) [訓]けむる けむり けむい けぶい 〈エン〉 1 けむり。「煙害・煙突・煙幕/薫煙・黒煙・硝煙・人煙・炊煙・噴煙・砲煙」 2 煙のようにかすんだもの。も...
えん‐む【煙霧】
1 煙と霧。また、もやや霞(かすみ)。 2 乾いた微小粒子が大気中に浮遊して見通しが悪くなる現象。スモッグ。《季 冬》
えんむ‐き【煙霧機】
農薬を、噴霧器よりもさらに細かい煙霧状にして散布する機械。
エーロゾル【(ドイツ)Aerosol】
コロイドの一。気体の中に固体または液体の微粒子が分散し浮遊しているもの。煙・霧など。煙霧質。エアゾール。エアロゾル。
オイル‐バーナー【oil burner】
重油・軽油・灯油を噴霧し、空気と混合して燃焼させる機器。
おおなみ‐の‐いけ【大浪池】
鹿児島県北東部にある円形の火口湖。霧島(きりしま)火山群内にあり、山頂火口湖としてはわが国最大級のもの。面積0.4平方キロメートル、直径630メートル、水面高度1239メートル、最大深度11.6...
おお‐みや【大宮】
1 ㋐神の御座所。神社。「今年—および大寺をつくらしむ」〈舒明紀〉 ㋑天皇の御所。皇居。「天皇(すめろき)の神の尊の—はここと聞けども」〈万・二九〉 2 《「おお」は年をとった人、「みや」は身分...
おき‐そ【息嘯】
《「そ」は「うそ(嘯)」の音変化》ため息。「大野山霧立ち渡る我が嘆く—の風に霧立ちわたる」〈万・七九九〉