ぼう【暴】
[音]ボウ(呉) バク(慣) [訓]あばく あばれる [学習漢字]5年 〈ボウ〉 1 手荒に振る舞う。激しく荒々しい。「暴悪・暴虐・暴挙・暴君・暴言・暴行・暴動・暴風・暴力・暴戻/横暴・凶暴・...
ぼう‐しつ【冒疾/媢嫉】
[名](スル)ねたみにくむこと。「真に羨まれ且つ或は—されて居るのだ」〈露伴・不安〉
ぼう‐ぼう【茫茫】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広々としてはるかなさま。「—とした大海原」「—たる砂漠」 2 ぼんやりかすんではっきりしないさま。「—たる記憶」「—と暗路(やみじ)に物を探るごとく」〈露伴・...
ぼしん‐しょうしょ【戊申詔書】
明治41年(1908)戊申の年に出された詔書。日露戦争後の個人主義・社会主義の盛行を戒め、国民に勤倹を求めた。
ボニナイト【boninite】
斜長石を含まないガラス質の安山岩。隕石に含まれる単斜エンスタタイト(単斜頑火輝石)を含む特殊な岩石。小笠原諸島の父島・聟島に大規模な露頭が存在する。海洋プレートが沈み込んで弧状列島が形成された時...
ぼ‐ねん【暮年】
老いた時。晩年。「漸く—になって世を遁(のが)れ」〈露伴・連環記〉
ぽろ‐ぽろ
[副](スル)「ぼろぼろ」よりやや軽い感じを表す語。「涙を—(と)こぼす」「悪事が—(と)露見する」 [形動]もろく砕けるさま。「可い加減冷めて—になった御飯に」〈近松秋江・別れたる妻に送...
ぽろり
[副] 1 粒状の物が一つ落ちるさま。「葉の先から露が—と落ちる」 2 うっかり取り落としたり、もろく取れたりするさま。「野手が—と落球する」「歯が—と抜ける」 3 不用意に口にするさま。「—と...
ポーツマス【Portsmouth】
英国イングランド南部の港湾都市。イギリス海峡に面し、英国海軍の根拠地。 米国ニューハンプシャー州南東部の港湾都市。大西洋に面し、商港・軍港として発展。1905年に日露戦争の講和条約が結ばれた...
ポーツマス‐じょうやく【ポーツマス条約】
明治38年(1905)日本とロシアとがアメリカのポーツマスで結んだ日露戦争の講和条約。日本は小村寿太郎、ロシアはウィッテを首席全権とし、韓国における日本の優越権の承認、関東州の租借権および長春・...