かや‐もん【茅門/萱門】
茅葺(かやぶ)きの風流な門。庭や数寄屋(すきや)の露地の入り口に設ける。
か‐よう【加養】
[名](スル) 1 病気を治すように努めること。養生をすること。「病気とあれば鬱悒(いぶせく)とも緩々(ゆるゆる)—して行かるるがよい」〈露伴・いさなとり〉 2 生活のめんどうをみること。扶養。...
からり
[副] 1 引き戸などをすばやく開ける音を表す語。「格子戸を—と開ける」 2 堅い物が触れ合って立てる軽い音を表す語。「鉛筆が—と転がる」 3 明るく、広々としているさま。「雲一つなく—と晴れた...
カラー‐スキャナー【color scanner】
カラー印刷で、カラー原稿を色分解し、赤・黄・藍・黒版用のネガまたはポジフィルムを作る機械。原稿を光点で走査して電気信号に変え、色版ごとに再び光に変えて露光する。
かり‐う【刈り生】
草木を刈ったあと、再び芽が出ること。また、その場所。「長月の萩の—に置く露は」〈曽丹集〉
かり‐ごろも【狩衣】
[名]狩りのときの服。かりぎぬ。「秋の野の露わけきたる—葎(むぐら)しげれる宿にかこつな」〈源・手習〉
[枕]「裁つ」「着る」「掛く」「裾」「紐(ひも)」の縁から、あるいは乱れたり傷んだりす...
カリジニ‐こくりつこうえん【カリジニ国立公園】
《Karijini National Park》オーストラリア、西オーストラリア州北西部、ハマスレー山脈にある国立公園。赤い岩壁の峡谷、池や滝などの自然景観に恵まれ、25億年前に海底で堆積した縞...
かり‐ね【仮寝】
[名](スル) 1 仮にしばらく寝ること。また、うたた寝すること。かりそめぶし。「休憩室で一時間ほど—する」 2 旅に出て泊まること。旅寝。また、野宿。「—する夜のまの露に濡(そぼ)ちつつ一人朝...
かり‐の‐よ【仮の世】
無常なこの世。はかない現世。うきよ。「風そよぐ篠(しの)の小笹(をざさ)の—を思ふねざめに露ぞこぼるる」〈新古今・雑上〉
かり‐まくら【仮枕】
「仮寝(かりね)」に同じ。「臥(ふし)侘(わ)びぬ篠(しの)の小笹(をざさ)の—はかなの露や一夜ばかりに」〈新古今・羇旅〉