こう‐たつ【曠達】
[名・形動]心が広く物事にこだわらないこと。また、そのさま。豁達(かったつ)。「一言を以て評すれば剛毅—と云うべし」〈露伴・露団々〉
こうだ【幸田】
姓氏の一。 [補説]「幸田」姓の人物幸田文(こうだあや)幸田延(こうだのぶ)幸田露伴(こうだろはん)
こう‐ちょく【鯁直】
不正をゆるさず、人に屈しないこと。「—慷慨(こうがい)にして、避くるところ無し」〈露伴・運命〉
こう‐でんち【光電池】
セレンや亜酸化銅などの半導体と金属との接触面や、シリコンなどのpn接合に光を照射し、光起電力効果により電気エネルギーを得る電池の総称。照度計や露出計に利用されるほか、太陽電池も含まれる。光起電力...
こう‐でんどう【光伝導/光電導】
絶縁体や半導体に光を当てると、自由電子が増加して伝導率が増す現象。光の強弱で電流の大きさを変えることができ、電子写真・撮像管・露出計などに利用。内部光電効果。
こうにち‐うんどう【抗日運動】
日本の帝国主義的侵略に対する中国人民の抵抗運動。日露戦争後の日本の進出拡大に対する排日運動が、満州事変を機に抗日運動に転化し、1937年には抗日民族統一戦線が結成された。
こうろ‐じだい【紅露時代】
尾崎紅葉と幸田露伴とが主導的立場にあった明治20年代の近代文学史上の一時期。
こおろぎ【蟋蟀】
1 直翅(ちょくし)目コオロギ科の昆虫の総称。草の間や石の下などにすみ、体色は褐色。体はやや平たく、頭部は大きく、触角が長い。雄は前翅(まえばね)に発音器をもち、こすり合わせて鳴く。オカメコオロ...
こ‐ぎてん【小機転/小気転】
《「こきてん」とも》ちょっとした機転。目先の機転。「容貌も醜からず—も利きそうな女」〈露伴・いさなとり〉
こく‐あんあん【黒暗暗/黒闇闇】
[名]墨を流したようにまっくろなこと。まっくらなこと。「天下を悪魔の巣窟と見て、—の中に彷徨し」〈一葉・うもれ木〉
[ト・タル][文][形動タリ]まっくろなさま。また、まっくらなさま。「—た...