とりな‐うた【とりな歌】
平仮名を1字1回使って作った、七五調4句の今様歌。「鳥(とり)啼(な)く声(こゑ)す夢(ゆめ)覚(さ)ませ見(み)よ明(あ)け渡(わた)る東(ひんかし)を空色(そらいろ)映(は)えて沖(おき)つ...
にゅうはく‐しょく【乳白色】
乳のような不透明な白色。ちちいろ。「—の靄(もや)」
は・れる【晴れる/霽れる】
[動ラ下一][文]は・る[ラ下二] 1 ㋐雲や霧などが消えてなくなる。「青く—・れた秋空」「靄(もや)が—・れる」 ㋑雨や雪が降りやむ。「午後には雨が—・れる」 2 心のわだかまり・悩みなどがな...
ぼ‐あい【暮靄】
夕暮れにたちこめるもや。夕靄(せきあい)。晩靄(ばんあい)。「—の中に富士の薄く出て居るところと」〈花袋・田舎教師〉
まっ・する【抹する】
[動サ変][文]まっ・す[サ変] 1 こすりつける。また、塗りつける。「丹砂を以て面を—・し」〈竜渓・経国美談〉 2 こすってなくす。また、塗りつぶす。「暮靄郭を—・して銀燭星を点じ」〈服部誠一...
ミモザ【mimosa】
1 マメ科アカシア属の常緑高木の総称。花は黄色で球状に集まって咲く。主にオーストラリアに産し、観賞用に栽培。ギンヨウアカシアやフサアカシアなど。本来は、マメ科オジギソウ属の総称で、オジギソウなど...
よ‐たか【夜鷹/蚊母鳥/怪鴟】
1 ヨタカ目ヨタカ科の鳥。全長約29センチ。全体に茶褐色の細かい模様があり、くちばしは小さいが、口は開くと大きく、周りに長い剛毛をもつ。夜、飛びながら昆虫を捕食し、キョキョキョと早口で鳴き、枝に...
わ‐き【和気】
1 のどかな陽気。穏やかな気候。「—山野に漂う」 2 なごやかな気分。「—を帯びた口調」「—靄然(あいぜん)」