け‐ざいろく【毛才六】
人をののしっていう語。青二才。「や、ちょこざいな—」〈浄・油地獄〉
こうこう‐じ【黄口児】
年が若く、経験や知識などが足りない者。青二才。
こぞっ‐こ【小僧っ子】
年若い男子をののしっていう語。青二才。こわっぱ。
じゅ‐し【豎子/孺子】
1 子供。童子。 2 年若い者や未熟な者をさげすんでいう語。若造。青二才。「後代の—の悪作劇に定めし苦い顔をしたことであろう」〈芥川・芭蕉雑記〉
せけん‐しらず【世間知らず】
[名・形動]経験が浅く、世の中の事情にうといこと。また、その人やそのさま。世間見ず。「—な(の)青二才」
ちち‐くさ・い【乳臭い】
[形][文]ちちくさ・し[ク] 1 乳のにおいがする。ちくさい。「—・い赤ん坊」 2 考え方などが幼稚で未熟である。子供っぽい。ちくさい。「—・いことを言う」「—・い青二才」
とう‐ざい【東西】
[名] 1 東と西。また、その方向。「—に走る道路」 2 東洋と西洋、関東と関西、東側諸国と西側諸国などの意。「—の文化」「洋の—を問わない」「古今—」 3 世間。また、世間の事柄や事情。「—...
に‐さい【二歳/二才】
1 生まれて2年目のもの。また、満2年たったもの。 2 青二才。「—の分際として甚だ不埒の申状じゃ」〈木下尚江・良人の自白〉
にゅうしゅう‐じ【乳臭児】
乳のにおいのする小児。転じて、年少で未熟な者をあざけっていう語。青二才。「まだ世間を知らぬ—のように」〈花袋・田舎教師〉
はく‐めん【白面】
1 素顔(すがお)。 2 色白の顔。「—の貴公子」 3 年が若く、経験の浅いこと。青二才。「—の書生」