みれん‐たらし・い【未練たらしい】
[形]「未練がましい」に同じ。「なおも—・くうろつき廻った挙句」〈織田作之助・青春の逆説〉
むぎうるるひに【麦熟るる日に】
中野孝次の処女小説。苦学した著者自身の青春時代を題材とする自伝的作品で、3部からなる。昭和53年(1978)刊行。翌年、第7回平林たい子文学賞受賞。
むせび‐い・る【噎び入る/咽び入る】
[動ラ五(四)]激しく泣く。むせび泣く。むせいる。「ハンケチに顔を埋めて繁は—・る」〈風葉・青春〉
むら‐だ・つ【群立つ/叢立つ】
[動タ五(四)] 1 一群になって立っている。群生する。むれだつ。「雑木交りに木深く—・って」〈風葉・青春〉 2 群がって上へあがる。一群をなして飛び立つ。むれだつ。「—・ち急ぐ嵐雲(あらしぐも...
モーヌのたいしょう【モーヌの大将】
《原題、(フランス)Le Grand Meaulnes》アラン=フルニエの小説。1913年、「NRF(新フランス評論)」誌上に連載。思春期の恋と内面的冒険、純粋さゆえの悲劇を幻想的に描いた青春小...
ゆ‐らい【由来】
[名](スル)物事がそれを起源とするところ。また、物事が今までたどってきた経過。来歴。由緒。いわれ。「伝説に—する地名」「神社の—を調べる」 [副]昔からそのようであるさま。もともと。元来。...
ゆり‐あ・げる【揺り上げる】
[動ガ下一][文]ゆりあ・ぐ[ガ下二]揺すって上げる。「肩でショオルを—・げながら」〈風葉・青春〉
ユーゲントシュティール【(ドイツ)Jugendstil】
《「ユーゲント」は青春の意で、ドイツの雑誌の名》ドイツ・オーストリアなどでのアールヌーボー様式の呼称。
ラブ‐コメディー
《(和)love+comedy》コメディー風の青春恋愛ものの少年少女漫画やテレビドラマなど。ラブコメ。
りん‐ご【林檎】
バラ科の落葉高木。また、その果実。葉は卵円形。4、5月ごろ、葉とともに白または淡紅色の5弁花を開き、のち球状の赤色などの実を結ぶ。甘酸っぱく白い食用部は、花托の発達したもの。ヨーロッパ中部から南...