あお‐せん【青線】
1 青い色の線。 2 「青線区域」の略。
あおせん‐くいき【青線区域】
営業許可なしに売春を行っていた飲食店街。特別地区として警察などの地図に青線で示されていた。昭和27年(1952)ころから昭和31年(1956)にかけて使われた語。青線地帯。→赤線区域
あお‐そ【青麻/青苧】
1 《茎が青いところから》麻のこと。 2 麻の茎の粗皮(あらかわ)。麻縄などを作る。 3 (青苧)麻の茎の皮をはいで白くさらし、細く裂いたもの。奈良晒(ざらし)の原料とする。真苧(まお)。
あお‐そこひ【青底翳】
緑内障(りょくないしょう)の俗称。
あお‐ぞら【青空】
1 晴れ上がって、青々と見える空。蒼天(そうてん)。碧空(へきくう)。「抜けるような—」 2 他の語に付いて、屋外、露天、の意を表す。「—市場」
あおぞら‐いちば【青空市場】
屋外に設けられた市場。青空市。
あおぞら‐きょうしつ【青空教室】
屋外での授業。特に、第二次大戦直後、戦火で校舎が焼失したため、屋外で行った授業。
あおぞら‐ぶんこ【青空文庫】
インターネットを利用して無料で公開されている電子図書館。著作権の切れた作品や作者から無償で提供された作品などを電子化。テキスト形式、XHTML形式などで読める。
あお‐た【青田】
稲の苗が生育して青々としている田。また、まだ稲の実っていない7月下旬ごろの田。《季 夏》「山々を低く覚ゆる—かな/蕪村」→黒田(くろた) →白田(しろた)
あおた‐うり【青田売り】
1 稲の収穫前に、その田の収穫量を見越して先売りすること。《季 夏》「せんすべもなくてわらへり—/楸邨」 2 造成前の宅地や未完成の建物などを販売すること。