もうまく‐ひかりぎょうこじゅつ【網膜光凝固術】
レーザー光線を網膜の病変部に照射し、組織を熱凝固させることによって、病気を治療する方法。主として、新生血管という異常な血管の発生を抑制するために行われる。糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症・加齢黄斑変...
もん‐みゃく【門脈】
毛細血管が合流して太くなった静脈が、再び分岐して毛細血管網を形成する静脈系。特に、肝門脈(かんもんみゃく)をさし、消化管や脾臓(ひぞう)からの栄養物を含む血液を集めて肝門を通る。肝臓で物質交換が...
ゆ‐えき【輸液】
[名](スル)水分・電解質や栄養素などを、点滴や静脈注射などにより投与すること。また、その液。
ゆびじょうみゃく‐にんしょう【指静脈認証】
指先の静脈を用いる静脈認証。
ようりょう‐けっかん【容量血管】
静脈のこと。血管の壁が薄く伸展しやすいため、血液を貯蔵する役割を果たすことから。→抵抗血管
リンパ‐かん【リンパ管】
リンパが流れる管。毛細リンパ管が集合してから、しだいに合流して太くなり、胸管と右リンパ本幹の2本となって静脈に注ぐ。構造は静脈に似る。
リンパ‐ドレナージ【lymph drainage】
癌(がん)の手術後などに起こるリンパ浮腫を改善するために行うマッサージの手技。腕や脚に貯留した浮腫液を深部リンパ管へ送り込み、頸部で静脈に合流させる。 [補説]美容のリンパドレナージュとは異なる。
わんとう‐じょうみゃく【腕頭静脈】
胸部にある静脈の一つ。内頸(ないけい)静脈と鎖骨下静脈が胸鎖関節の後方で合流してできる。体の左右にあり、合流して上大静脈となる。