ご‐ぜん【御前】
[名] 1 貴人・主君などの座の前、または、面前。おまえ。おんまえ。みまえ。「陛下の—で演奏する」 2 神仏や神社仏閣を敬っていう語。また、神主・住職を敬っていう語。「わしが死んでも—さんに相...
ごぜん‐じあい【御前試合】
武家時代、将軍や大名の面前で行った武術の試合。また、天皇の前で行う試合。天覧試合。
しほうけいさついん‐めんぜんちょうしょ【司法警察員面前調書】
司法警察員である巡査部長以上の警察官が記す調書。員面調書。三号書面。→検察官面前調書
じゅんび‐てつづき【準備手続(き)】
裁判の集中審理を可能にするため、口頭弁論または公判の準備として裁判官の面前で当事者が争点・証拠の整理などをする手続き。
ぜん【前】
[音]ゼン(呉) セン(漢) [訓]まえ さき [学習漢字]2年 〈ゼン〉 1 空間的にまえの方。進んでいく方向。「前後・前進・前途・前方・前面・前輪/眼前・現前・敵前・風前・仏前・面前・目前...
そん‐きょ【蹲踞/蹲居】
[名](スル) 1 うずくまること。しゃがむこと。そんこ。「其の近傍なる公園中に、—する者も、少からず」〈竜渓・経国美談〉 2 貴人が通行するとき、両ひざを折ってうずくまり、頭を垂れて行う礼。ま...
つら‐あて【面当て】
快く思わない人の面前で、わざと、あてこすりを言ったり意地悪をしたりすること。また、その言動。あてつけ。「—に皮肉を言う」
でん‐ど【出ん所】
《「でどころ(出所)」の意》 1 人出の多い所。人なか。公衆の面前。「町中(ちゃうぢゅう)へも断って、—で恥をかかせます」〈浄・大経師〉 2 最後に出るべき所。公儀。法廷。「わりゃ—へは出られぬ...
とくしん‐せい【特信性】
検察官面前調書(検面調書)の内容が法廷での供述と異なる場合、検面調書が法廷での供述よりも信用できると判断される特別な事情。日本では特信性が認められることが多く、調書裁判との批判もある。
恥(はじ)を曝(さら)・す
公衆の面前で恥をかく。自分の恥を大勢の人に知られる。「家庭内の—・す」