おも‐や・せる【面痩せる】
[動サ下一][文]おもや・す[サ下二]顔がやせてほっそりした感じになる。顔がやつれる。「長患いですっかり—・せる」
おも‐やつれ【面窶れ】
[名](スル)病気や心配事などのため、顔がやつれること。「—するほどの苦労」
おも‐よう【面様】
1 顔色。表情。「旦那の—いかにと覗(うかが)いしが」〈一葉・われから〉 2 顔だち。「額髪長やかに、—よき人の」〈枕・二九四〉
おも‐わ【面輪】
《「わ」は輪郭の意》顔。顔面。「もう—がさだかに見えない」〈三重吉・千鳥〉
おも‐わすれ【面忘れ】
[名](スル)人の顔を忘れること。「しばらく会っていないので—していた」
つら【面/頰】
1 顔。顔つき。現代では、やや乱暴な言い方で、多くはいい意味では用いない。「どの—下げて来た」「ちょっと—を貸せ」 2 物の表面。「上(うわ)っ—」 3 ほとり。あたり。「曹司の蔀(しとみ)の—...
つら‐あかり【面明(か)り】
「差し出し3」に同じ。
つら‐あて【面当て】
快く思わない人の面前で、わざと、あてこすりを言ったり意地悪をしたりすること。また、その言動。あてつけ。「—に皮肉を言う」
面(つら)あ見(み)ろ
憎らしく思っている人に災いが及んだのをみて、いい気味だとあざける言葉。ざまあ見ろ。
つら‐うち【面打ち】
「面当(つらあ)て」に同じ。「嫁を憎んで去りし故、子は—に自害せし」〈浄・宵庚申〉