へん‐めん【変面】
中国の古典劇に伝わる、一瞬で面を変える演技。仕掛けは門外不出とされる。四川省の「川劇(せんげき)」の変面が有名。変瞼(へんけん)。
へん‐めん【片面】
片方の面。かためん。
べし‐み【癋見/圧面】
能面の一。下あごに力を入れ、口をぐっと結んだ表情の鬼神面。主に天狗(てんぐ)に用いる大癋見、地獄の鬼などに用いる小癋見などがある。べしめん。
べし‐めん【癋面/圧面】
⇒癋見(べしみ)
べた‐いちめん【べた一面】
[名・形動]物の表面全体にすきまなく及んでいるさま。「—に積もった雪」
べつ‐めん【別面】
別の紙面。ほかのページ。
ほうとう‐こうめん【蓬頭垢面】
ひどく乱れた頭髪とあかで汚れた顔。なりふりに無頓着でうすぎたないこと。「—の老書生風」〈魯庵・社会百面相〉
ほうぶつ‐めん【放物面/抛物面】
二次曲面の一。直交座標でz=ax2+by2の方程式で表され、ab<0であれば双曲放物面、ab>0であれば楕円放物面、a=bであれば回転放物面となる。特に、回転放物面をいう。パラボロイド。
ほう‐めん【方面】
1 ある方向の地域。「東北—への列車」 2 ある分野・領域。「その—に疎い」「各—の専門家」
ほうらく‐めん【包絡面】
曲面群のすべてに接して、しかもその接点の軌跡となる曲面のこと。例えば、ある直線上に中心をもつ半径aの球面の曲面群からなる包絡面は、半径aの円柱面になる。