そ‐ざい【素材】
1 もとになる材料。原料。「—を生かした料理」 2 まだ製材されてない材木。丸太の類。 3 芸術作品の物的材料。絵画や彫刻における絵の具・石材や、文学や音楽における言語・楽音など。 4 芸術作品...
そ‐しつ【素質】
1 生まれつきもっている性質。「其品行の—は決して悪性なるに非ず」〈福沢・文明論之概略〉 2 将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。「音楽家としての—に恵まれる」
ソステヌート【(イタリア)sostenuto】
音楽で、音を十分保持して、また速度を抑え気味に演奏すること、の意。
そっ‐きょう【即興】
1 その場で起こる興味。「今宵限りの朧(おぼろ)だものと、—にそそのかされて」〈漱石・虞美人草〉 2 その場の感興を即座に詩歌や音楽などに作ること。「—の歌をよむ」
ソット‐ボーチェ【(イタリア)sotto voce】
音楽で、発想標語の一。「小声でささやくように」の意。
ソルフェージュ【(フランス)solfège】
歌詞を用いず母音またはドレミファの音名を用いて行う歌唱訓練。また、それから発達し、音楽理論や視唱・読譜・暗譜・聴音などの能力を養う音楽の基礎教育。
ソルミゼーション【solmization】
音楽で、音階や旋法上の各音をそれぞれ異なった単純な音節によって表すこと。今日では、一般に、ドレミファなどを用いて旋律を歌うことがよく行われている。
ソワレ【(フランス)soirée】
1 夜会。 2 婦人用の夜会服。イブニングドレス。 3 演劇・音楽会などで、夜間の興行。→マチネー
ソングライター【songwriter】
ポピュラー音楽を作詞・作曲する人。「シンガー—」
ぞく‐がく【俗楽】
雅楽・能楽などに対して、民間に行われる音楽。主として江戸時代以降に発達した三味線音楽・箏曲(そうきょく)・民謡・流行歌など。