こうがく‐ろくおん【光学録音】
映画フィルムなどで、音声の信号を光に変え、フィルム上に面積の大小や濃淡など通過光量の変化として記録する録音方式。コンパクトディスクの録音・再生方式にもいう。光(ひかり)録音。
こうこうがい‐おん【硬口蓋音】
音声学で、前舌面と硬口蓋との間で調音される音。[c][ɟ][ɲ]など。顎音(がくおん)。上顎音。
こうぜつ‐ぼいん【後舌母音】
母音の中で、オのように奥舌面が軟口蓋に向かって持ち上がるもの。後母音。奥舌(おくじた)母音。うしろじたぼいん。
こうだ‐おん【後打音】
ある音符のあと、またはトリルの末尾で短く奏される装飾音。
こうとう‐おん【喉頭音】
⇒声門音(せいもんおん)
こうない‐おん【喉内音】
悉曇(しったん)学で、三内音の一。喉(のど)で調音される音。[kɡŋ]の類。→唇内音 →舌内音
こ‐おん【古音】
呉音が伝わる以前に日本に伝来していた漢字音。「意」を「お」、「止」を「と」と読むなど、古い万葉仮名の中などにみられ、中国の周・漢・魏などの時代の音の残存したものと考えられる。
こき‐おん【呼気音】
音声学で、吐く息によって発せられる音。普通の言語音はこれにあたる。⇔吸気音。
こきゅう‐おん【呼吸音】
呼吸をするときに発する音。気管支音と肺胞音とがある。
こく‐おん【国音】
1 その国やその地方における固有の発音。くになまり。 2 漢字の音(おん)に対しての、日本での読み方。和訓。