そく‐おん【促音】
日本語の音節の一。語中にあって、カ・サ・タ・パの各行の頭子音と同じ閉鎖音または摩擦音の調音の態勢で1音節をなすもの。「こっか(国家)」「いっさつ(一冊)」「カット」「あっぱれ」などのように、「つ...
そら‐ね【空音】
1 実際には鳴っていないのに聞こえるような気がする音。また、鳴らそうとしないのに、たまたま鳴ってしまう楽器の音。「風が吹きつけたり、小僧の手が障ったりして、—を出す事があります」〈漱石・吾輩は猫...
そりじた‐おん【反(り)舌音】
《retroflex》舌先を前部硬口蓋よりも後方に向けてそり返らせて調音する言語音。ヒンディー語やスウェーデン語などに認められる。反転音。
ぞく‐おん【属音】
西洋音階で、主音の5度上の音。主音に次いで、調性上重要な音。下属音に対して、上属音ともいう。例えば、ハ長調・ハ短調ではト音。ドミナント。
ぞく‐わおん【属和音】
属音上に構成される和音。
たいいき‐ざつおん【帯域雑音】
⇒バンドノイズ
たいき‐おん【帯気音】
⇒有気音
たか‐ね【高音】
1 鳥の鳴き声や音楽の調子の高いこと。「鶯の—」 2 高低2種の三味線の合奏で高い音のほう。上調子(うわぢょうし)。 3 能管・一節切(ひとよぎり)・尺八などの曲名・曲節名。高音域で始まる曲が多い。
たきみ‐かんのん【滝見観音】
三十三観音の一。断崖(だんがい)に座して滝を見ている姿の観音。
たず‐が‐ね【田鶴が音】
1 鶴の鳴き声。「—の悲しき夕(よひ)は」〈万・四三九九〉 2 鶴のこと。「—の悲しく鳴けばはろばろに家を思ひ出」〈万・四三九八〉