あたくし【私】
[代]《「わたくし」の音変化》一人称の人代名詞。主として女性が用いる。
あたし【私】
[代]《「わたし」の音変化》一人称の人代名詞。「わたし」よりもくだけた言い方。男女ともに用いたが、現在では主に女性が用いる。
あたしん‐ち【私ん家】
[連語]《「あたしのうち」の音変化》わたしのいえ。
アタッカ【(イタリア)attacca】
音楽で、ある楽章または部分の終止の後に、休みなく次の部分を演奏すること。
あたま‐だし【頭出し】
録音・録画したもののある部分を再生したいとき、その始まりを探し出すこと。
あたらし・い【新しい】
[形][文]あたら・し[シク]《上代の「あら(新)たし」が「あたら(可惜)し」と混同して音変化し、平安初期から生じた語》 1 その状態になってからあまり時間が経過していない。 ㋐初めてである。「...
新(あたら)しい酒(さけ)を古(ふる)い革袋(かわぶくろ)に入(い)れる
《新約聖書「マタイによる福音書」第9章から》新しい内容を古い形式に盛り込む。多く内容も形式もともに生きないことにいう。
あだ‐な・い
[形][文]あだな・し[ク]《中世・近世語》 1 はかない。「夢まぼろしのうき世—・い命と存ずるによりて」〈狂言六義・魚説法〉 2 「あどない」の音変化。「物腰になまりあって、—・いところがかは...
あだ‐なみ【徒波/徒浪】
たいした風もないのに立つ波。変わりやすい人の心、軽々しい行為などをたとえていう語。「音にだに立てじと思ひし—のあだなる名をも流しつるかな」〈新葉・恋二〉
あ‐だん【あ段/ア段】
五十音図の第一段に並び、ア母音を含む音節の総称。「あ・か・さ・た・な・は・ま・や・ら・わ」のこと。あ列。