かみなり‐ごえ【雷声】
辺りに響き渡る大きな声。「御殿もゆるぐ—」〈浄・振袖始〉
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...
すい‐し【垂死】
今にも死にそうであること。瀕死(ひんし)。「—の兵士の叫喚が響き渡る」〈花袋・一兵卒の銃殺〉
たか‐だか【高高】
《古くは「たかたか」》 [副] 1 ㋐きわだって高いさま。「旗を—と掲げる」 ㋑声や音が大きく響き渡るさま。「—と読み上げる」「サイレンが—と鳴る」 2 最高に見積もっても大したことではないさ...
とど
[副] 1 戸をたたく音や馬の駆ける足音など、響き渡る音を表す語。「馬の音の—ともすれば松陰に出でてそ見つるけだし君かと」〈万・二六五三〉 2 よたよたよろめくさま。「—走りて倒れにけり」〈盛衰...
なり‐ひび・く【鳴(り)響く】
[動カ五(四)] 1 音が鳴ってあたりに響き渡る。「電話のベルが—・く」 2 名声・評判が世の中に知れわたる。「勇名が天下に—・く」
へき‐れき【霹靂】
1 かみなり。いかずち。雷鳴。「青天の—」 2 雷が激しく鳴ること。落雷すること。また、大きな音が響き渡ること。「—する時にも動かず」〈今昔・三一・三七〉
れい‐れい【冷冷】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ひえびえとしているさま。清らかで冷たいさま。「—たる頑鉄塊、炎々たる大猛火」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 心・態度のひややかなさま。「—黙過する訳に行かん事だと」〈...