いっ‐そく【一足】
1 靴や足袋など、履き物の左右ひと組。→足(そく) 2 蹴鞠(けまり)で、1回鞠をけること。「鞠ヲ—ケル」〈日葡〉 3 わずかな足の動き。「—一刀ひるみなく、絶頂さして追ひ上ぐるは」〈浄・源頼家...
いなさ‐やま【稲佐山】
長崎県長崎市にある山。標高333メートル。山頂にある展望台からの夜景は有名。
いなむら‐やま【稲叢山】
高知県中央北部、土佐郡土佐町瀬戸にある山。石鎚(いしづち)山脈中に位置する。標高1506メートル。屋島の戦いで源氏に敗れた平家の落人(おちうど)が安徳天皇とともに山頂の洞窟に隠れたといわれる伝説...
いも‐せ【妹背/妹兄】
1 夫婦。夫婦の仲。「枕を並べし—も、雲居のよそにぞなりはつる」〈平家・灌頂〉 2 兄と妹。姉と弟。「戯れ給ふさま、いとをかしき—と見給へり」〈源・末摘花〉
いらか【甍】
《高くとがっている部分の意の「苛処(いらか)」からという》 1 家の上棟(うわむね)。家屋の背。屋根の頂上の部分。また、屋根に葺(ふ)いた棟瓦(むねがわら)。 2 屋根瓦。また、瓦葺きの屋根。「...
いわ‐ひば【岩檜葉/巻柏】
イワヒバ科の常緑、多年生のシダ。山地の岩上などに生え、高さ約25センチ。茎の頂から多くの枝を出し、乾燥時には内側に巻き込み、湿気にあうと開く。枝に小さな鱗片(りんぺん)状の葉が密生する。観賞用に...
いわわき‐やま【岩湧山】
大阪府南部、河内(かわち)長野市南部にある山。標高897メートル。和泉(いずみ)山脈東部に位置し、その主峰。山頂は準平原状の平坦地で、大阪平野・大阪湾をのぞむことができる。北斜面中腹に岩湧寺があ...
インカ‐ていこく【インカ帝国】
ペルー南部のクスコを中心に、15世紀から16世紀にかけて繁栄したインカ族の国。最盛期にはエクアドルからチリにまで及ぶ大帝国となった。太陽神を信仰し、その子とされる王を頂点とする君主制をとった。巨...
インカワシ‐とう【インカワシ島】
《Isla Inca Washi》ボリビア南西部、ウユニ塩湖の島。湖のほぼ中央に位置し、巨大なサボテンが林立する。頂上から北縁のトゥヌパ火山をはじめ、湖全体を一望できる。
いんじょう‐あじゃり【引請阿闍梨】
僧が得度受戒または灌頂(かんじょう)入壇するとき、これを引導し、本師に請うて受戒または受法させる役僧。