あか‐かんじょう【閼伽灌頂】
密教で、仏教修行者の頭上に香水(こうずい)を注いでその修行の功を証明する儀式。
あげ‐おうぎ【上扇】
能の型で、開いた扇を顔の前から頭上に上げ、右脇に下ろすもの。扇はからだの前で右手で立てて持ち、ゆっくり上げて顔をおおうようにする。
あたま‐ごし【頭越し】
1 人の頭上を越して何かの動作をすること。「前の人の—に切符を渡す」 2 間に立つものをさしおいて、直接働きかけること。「—に交渉が行われる」
いしなげ‐の‐みえ【石投げの見得】
歌舞伎・人形浄瑠璃の見得の一。石を投げるように左足をあげ、右手を頭上にさしあげて手のひらをぱっと開いてきまるもの。「勧進帳」の弁慶などにみられる。
いただ・く【頂く/戴く】
[動カ五(四)] 1 頭にのせる。かぶる。また、頭上にあるようにする。「王冠を—・く」「雪を—・いた山々」「星を—・いて夜道を行く」 2 敬意を表して高くささげる。頭上におしいただく。「宸翰(し...
ウインドミル【windmill】
1 風車(ふうしゃ)。かざぐるま。 2 ソフトボールの投球法の一。頭上にあげた腕を後方に向かって素早く大振りし、下からすくいあげるように投げる。
う‐かん【羽冠】
鳥類で、頭上の冠羽の総称。
うしのとき‐まいり【丑の時参り】
丑の時(今の午前2時ごろ)に、神社に参り、境内の樹木に憎い人物に擬したわら人形を釘で打ちつけ、相手の死を祈る呪(のろ)い事。白衣で、頭上の鉄輪(かなわ)にろうそくをともし、胸には鏡を下げ、顔やか...
おがみ‐うち【拝み打ち/拝み討ち】
刀の柄を両手で握って頭上に高く構え、上から下へ切り下げること。また、その切り方。おがみぎり。
おがみ‐づき【拝み搗き】
杵(きね)を両手で頭上に持ち上げて、拝むようにしてつくこと。