もう‐しゅうき【毛周期】
毛が成長し、抜けかわるまでの周期。毛母細胞が分裂して毛がのびる成長期、毛母細胞にアポトーシスが起こり毛の成長が止まる退行期、毛が抜けて毛包が小さな器官の状態に戻る休止期があり、これが繰り返される...
もう‐じん【蒙塵】
《「春秋左伝」僖公二十四年から。天子が行幸するときは道を清めてから行くが、変事の際はその余裕がなく、頭から塵(ちり)をかぶる意》天子が、変事のために難を避けて、都から逃げ出すこと。みやこおち。
もう‐す【帽子】
《「す」は唐音》禅宗で、僧侶のかぶる頭巾(ずきん)。「—、したうづやうのもの、心々に送りつどひて」〈笈の小文〉
もう‐てん【盲点】
1 網膜の、視神経が入ってくる部分。視細胞を欠くため光が当たっても光覚を起こさないが、ふだんは意識されない。発見したフランスの物理学者の名からマリオット盲点とよばれる。盲斑。視神経乳頭。 2 う...
もう‐とう【毛頭】
[副](あとに打消しの語を伴って)毛の先ほども。少しも。「疑う気持ちは—ない」 [補説]ふつう、気持ちや意思が無いことについて言い、「月末で金が毛頭ない」のようには言わない。
もうにゅう‐とう【毛乳頭】
毛の根元にある毛球の下端に位置する、くぼんでいる部分。毛細血管が入り込み、毛母細胞に栄養を供給している。毛乳頭細胞。
もうにゅうとう‐さいぼう【毛乳頭細胞】
⇒毛乳頭
もう‐りゅう【毛流】
哺乳動物の体表の毛の向き。頭から尾へ、上から下へと向いている毛の流れ。また、旋毛(つむじ)などの渦を巻いた毛の流れ。
もう‐ろう【朦朧】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ぼんやりとかすんで、はっきり見えないさま。「霧の中に—と人影が浮かぶ」 2 物事の内容・意味などがはっきりしないさま。「言うことが—としている」 3 意識が確...
もう‐ろく【耄碌】
[名](スル) 1 年をとって頭脳や身体のはたらきがおとろえること。老いぼれること。「近頃—して人の名前が出てこない」 2 (「亡六」とも書く)上方(かみがた)で、武家奉公の下男。折助(おりすけ...