わがなはアラム【わが名はアラム】
《原題My Name Is Aram》サロイヤンの連作短編集。1940年刊。著者自身がモデルとされる少年アラムの視点で、20世紀初頭のカリフォルニアの町の日常を描く。
わがもの【我がもの】
端唄・うた沢節。一中節の都伝内の作曲といわれる。「我がものと思へば軽し笠の雪」という句を冒頭に、雪の夜、女のもとに通う心をうたったもの。幕末ごろ、京坂地方で流行、江戸にも広まった。
わき‐がまえ【脇構え】
剣道で、右足を引いてからだを右斜めに向け、頭を正面に保ち、刀を右脇にとり切っ先を後ろに下げた構え。陽の構え。
わごう‐じん【和合神】
中国で、婚礼のときに祭る神。寒山・拾得の二仙(二聖)で、ともに蓬頭(ほうとう)で笑顔、緑衣を着け、一人は棒と鼓を持つ。
わさ‐づの【わさ角】
シカの角を頭部につけた杖(つえ)。念仏僧が持ち歩いた。かせづえ。
わし‐みみずく【鷲木菟】
フクロウ科の鳥。全長66センチくらい。全体に褐色で、腹面に暗褐色の縦斑がある。頭には耳のような羽角をもち、目が赤い。ユーラシア大陸に広く分布。日本では迷鳥。
ワシントン‐じょうやく【ワシントン条約】
1973年にワシントンで調印された国際条約「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」の通称。対象となる種を付属書で示し、剝製(はくせい)・製品なども含めて輸出入を規制。日本は19...
ワシントン‐だいせいどう【ワシントン大聖堂】
《Washington National Cathedral》米国の首都ワシントンにある大聖堂。ジョージタウンに位置する。20世紀初頭に建造を始め、1990年に完成。ネオゴシック様式の巨大な教会...
わ‐じるし【わ印】
《「わ」は「わらい本」「わらい絵」の頭の文字》春本。また、春画。
わた‐がみ【肩上/綿上/綿噛】
1 鎧(よろい)や具足の胴の両肩に懸ける部分の名称。背面の押付(おしつけ)の板から両肩に続けて前の胸板の高紐(たかひも)に懸け合わせる装置。 2 頭の後ろの方。後ろ髪。「菊王が—つかんで」〈謡・摂待〉