いとこどうし【いとこ同志】
《原題、(フランス)Les cousins》フランス映画。1959年公開の白黒作品。シャブロルの監督・脚本による青春映画。田舎育ちの青年と都会育ちの従兄弟(いとこ)を主人公に、青年期の心理を一人...
いとこベット【従妹ベット】
《原題、(フランス)La Cousine Bette》バルザックの小説。1846年発表。「人間喜劇」の「パリの生活情景」に分類される作品。
いとすぎ【糸杉】
《原題、(チェコ)Cypřiše》ドボルザークの歌曲集。全18曲。1865年作曲。モラビアの詩人モラフスキーの同名の詩集に基づく。のちに第12曲が弦楽四重奏に編曲された。
いとすぎとげっけいじゅ【糸杉と月桂樹】
《原題、(フランス)Cyprès et lauriers》サン=サーンスのオルガンと管弦楽のための作品。1919年作曲。第一次大戦の終結に際して書かれ、題名の糸杉は戦死者の鎮魂を、月桂樹は戦勝を...
いとはっくつ【異都発掘】
荒俣宏の著作。副題「新東京物語」。失われつつある遺物を手がかりに、軍事、風水などさまざまな切り口から東京の都市の記憶を辿る。昭和62年(1987)刊行。
いとまきのせいぼ【糸巻きの聖母】
《原題、(イタリア)Madonna dei Fusi》⇒糸車の聖母
いとをつむぐグレートヒェン【糸を紡ぐグレートヒェン】
《原題、(ドイツ)Gretchen am Spinnrade》シューベルトの歌曲。1814年の作。ゲーテの戯曲「ファウスト」第一部に基づく。
糸(いと)を解(ほぐ)すよう
からんだ糸をほぐしてなおすようにするさま。さまざまに入り組んで混乱している問題の決着に向かって少しずつ丁寧に解いて行くさまの形容に用いる。「難事件を—に推理する」
いどう‐たいし【移動大使】
特定の任地をもたず、特別の問題について関係各国と話し合うために派遣される特命全権大使。
いなかしさいのにっき【田舎司祭の日記】
《原題、(フランス)Journal d'un curé de campagne》ベルナノスの小説。1936年刊。信仰を失った人々の魂の救済をめざす青年司祭が、貧しさゆえの病により夭折(ようせつ)...