まどろむよるのユーフォー【まどろむ夜のUFO】
角田光代の中編小説、および同作を表題作とする小説集。平成8年(1996)刊。第18回野間文芸新人賞受賞。
まなつのよのゆめ【真夏の夜の夢】
《原題、A Midsummer Night's Dream》シェークスピアの喜劇。5幕。1595年ごろの作。アテネ郊外の森を舞台に、恋人たちと職人たちが妖精の魔法に操られて繰り広げる夢幻劇。 ...
マニフィカトのせいぼ【マニフィカトの聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del Magnificat》ボッティチェリの絵画。円形の板にテンペラで聖母を描いたトンド形式とよばれる作品の一。フィレンツェ、ウフィツィ美術館蔵。
マニプリ【Manipuri】
インド東部、マニプル地方に伝承される舞踊。題材としてはクリシュナとラーダの物語が多い。
マヌエルセンデロのさいごのうた【マヌエル=センデロの最後の歌】
《原題、(スペイン)La última canción de Manuel Sendero》ドルフマンの小説。1982年刊。ピノチェト軍政下の恐怖と悲惨を背景に、この世に生まれ出ることを拒否する...
マヌ‐ほうてん【マヌ法典】
《原題、梵Manu-smṛti「マヌ」は人類の祖の意》前2世紀ごろ、バラモン教徒の規範としてまとめられた法典。12章から成り、諸儀礼・日々の行事・カースト義務などを定めている。長くインド人の生活...
まねかれざるきゃく【招かれざる客】
笹沢左保の長編推理小説。昭和34年(1959)の第5回江戸川乱歩賞に「招かざる客」の題名で応募、最終候補作となる。改稿・改題を経て昭和35年(1960)に出版、著者のデビュー作となった。
まねかれたおんな【招かれた女】
《原題、(フランス)L'Invitée》フランスの女流作家ボーボワールの小説。1943年刊。
まのぬま【魔の沼】
《原題、(フランス)La Mare au diable》サンドの小説。1846年刊。田園小説の傑作とされる。
まのやま【魔の山】
《原題、(ドイツ)Der Zauberberg》トマス=マンの長編小説。1924年刊。青年ハンス=カストルプが、スイスのサナトリウムで7年間の療養生活を送る間にさまざまな思想や性格の持ち主と出会...