うた‐だいもく【歌題目】
日蓮宗で、法要・説教のとき、信者たちが太鼓・鉦(かね)・鼓などに合わせ、節をつけて題目や和讃(わさん)を歌うこと。
うたのつばさに【歌の翼に】
《原題、(ドイツ)Auf Flügeln des Gesanges》メンデルスゾーンの歌曲集「六つの歌」(作品34)の第2曲。1835年作曲。歌詞はハイネの詩「歌の本」に基づく。日本では門馬直衛...
うた‐ひこう【歌披講】
一定の作法・形式に従って、和歌を節づけして披露すること。平安中期から行われ、現在も新年の歌会始めに勅題の選歌を披露する行事として残っている。
うたひめ【歌姫】
《原題、(イタリア)La canterina》ハイドンのイタリア語によるオペラ。全2幕。1767年に初演。台本は長らくゴルドーニとされていたが、他人の作とされる。ラ‐カンテリーナ。
うち【内】
[名] 1 (「中」とも書く)ある一定の区域・範囲の中。 ㋐仕切られた内側。内部。「家の—」⇔外(そと)。 ㋑中心または手前に寄ったほう。「—に切れ込むシュート」 ㋒ある範囲に含まれるもの。「...
うち‐こし【打(ち)越し】
1 連歌・連句で、付句の前々句のこと。付句をする場合、この句と題材、趣向が似ることを嫌う。 2 (1をしゃれて用いて)次の宿で休まず、その先の宿まで行くこと。「ふた川まで—だがいいか」〈滑・膝栗...
うちゅう‐きほんけいかく【宇宙基本計画】
宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、政府の宇宙開発戦略本部が宇宙基本法に基づいて作成した計画。平成21年(2009)6月発表。 [補説]平成21年度(2009)から平成25...
うちゅうさい‐タイヒミュラーりろん【宇宙際タイヒミュラー理論】
数学者の望月新一が整数論の未解決の難題「ABC予想」を証明するため、約10年の歳月をかけて独自に構築した理論。ドイツの数学者O=タイヒミュラーが考案したタイヒミュラー空間論に、宇宙際(さい)とい...
うちゅう‐の‐ちへいせん【宇宙の地平線】
膨張する宇宙における事象の地平線。観測者から遠ざかる速度が光速を超えている領域との境界面であり、原理的に観測可能な最も遠方の境界面といえる。この境界を越えた領域からの光(電磁波)や重力波は、永遠...
うちゅうのちへいせん‐もんだい【宇宙の地平線問題】
宇宙背景放射が方向によらず一様であるという観測事実と膨張宇宙論との間にある矛盾。膨張する宇宙において宇宙の地平線を越えた二つの領域は物理的な相関をもたない。にもかかわらず、宇宙背景放射は地平線の...