むし‐かえ・す【蒸(し)返す】
[動サ五(四)] 1 一度蒸したものを再び蒸す。「赤飯を—・す」 2 一度解決した事柄を再度問題にする。「議論を—・す」
むしくい‐ざん【虫食い算】
計算式の一部を空白にしておいて、その部分に数字を補って計算式を完成させる問題。
むしんがくたいぜん【無神学大全】
《原題、(フランス)La somme athéologique》バタイユが第二次大戦中に著した「内的体験」「有罪者」「ニーチェについて」の3作品の総称。題名はトマス=アクィナスの「神学大全」のもじり。
む‐じゅん【矛盾/矛楯】
[名](スル) 1 ほことたて。 2 《昔、中国の楚の国で、矛(ほこ)と盾(たて)とを売っていた者が、「この矛はどんなかたい盾をも突き通すことができ、この盾はどんな矛でも突き通すことができない」...
むじんとう【無人島】
《原題、(イタリア)L'isola disabitata》ハイドン作曲のイタリア語によるオペラ。全2幕。1779年にハンガリーのエステルハージ宮殿で初演。台本はピエトロ=メタスタージオによる。大...
むすことこいびと【息子と恋人】
《原題Sons and Lovers》ローレンスによる自伝的長編小説。1913年刊。中部イングランドの炭鉱村を舞台に、若者の性と苦悩を描く。著者の初期の代表作。
むすこのせいしゅん【息子の青春】
小林正樹監督による映画の題名。昭和27年(1952)公開。小林の初監督作。出演、北竜二、三宅邦子ほか。
むすめじだい【娘時代】
《原題、(フランス)Mémoires d'une jeune fille rangée》ボーボワールの自叙伝。1958年刊。原題は「箱入り娘の回想」の意。
むせい‐の‐し【無声の詩】
1 無韻の詩。 2 《黄庭堅「次韻子瞻子由題憩寂図」から》絵画のこと。
むせんつうしんのでんぱにのって【無線通信の電波に乗って】
《原題、(チェコ)Na vlnách TSF》チェコの詩人、サイフェルトの詩集。1925年刊行。ポエティズムの時代の代表作。