やくそくのち【約束の地】
高城修三の長編小説。昭和57年(1982)刊。
《原題、(イタリア)La Terra Promessa》イタリアの詩人、ウンガレッティの詩集。初版は1950年刊行。決定版はモンタドーリ社版全...
やくもがころした【八雲が殺した】
赤江瀑の小説。幻想的な短編小説。小泉八雲の怪談物語「茶わんのなか」を題材とする。昭和59年(1984)刊行。同年、長編「海峡」とあわせ第12回泉鏡花文学賞を受賞。
やけい【夜警】
《原題、(オランダ)De Nachtwacht》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。アムステルダムの自警団を描いた集団肖像画。アムステルダム国立美術館所蔵。
やけたトタンやねのうえのねこ【やけたトタン屋根の上の猫】
《原題Cat on a Hot Tin Roof》⇒熱いトタン屋根の上の猫
ヤコブのはしご【ヤコブの梯子】
《原題、(ドイツ)Die Jakobsleiter》シェーンベルクのオラトリオ。1917年から1922年にかけて作曲したが中断。1944年に再び作曲を手掛けたが未完。のちに弟子が補筆完成した。無...
ヤコポ‐オルティスのさいごのてがみ【ヤコポ=オルティスの最後の手紙】
《原題、(イタリア)Ultime lettere di Jacopo Ortis》イタリアの詩人・小説家、フォスコロによる書簡体の自伝的長編小説。1802年刊行。
やさし・い【易しい】
[形][文]やさ・し[シク]《「優しい」と同語源》 1 理解や習得がしやすい。単純でわかりやすい。平易である。「—・い本」「—・くかみくだいて話す」⇔難しい。 2 解決や実現がたやすい。面倒なこ...
やさしいうた【優しい歌】
《原題、(フランス)La bonne chanson》フォーレの歌曲。全9曲。1892年から1894年にかけて作曲。歌詞はベルレーヌの同名の詩集に基づく。ピアノ伴奏版として作曲され、のちに室内楽...
やすっ‐ぽ・い【安っぽい】
[形] 1 品物が劣っていていかにも値うちがないように見えるさま。「—・いブローチ」 2 品格がない。下品である。また、問題にする価値がない。「—・いメロドラマ」「—・い同情はいらない」「—・い...
やす‐め【安め/安目】
[名・形動] 1 値段が比較的安いこと。また、そのさま。「—に見積もる」⇔高め。 2 丁半ばくちで、負けの賽(さい)の目が出ること。「—にかかって丸裸」〈洒・新吾左出放題〉 3 値段の安いものを...