あぎ【腭/顎】
あご(顎)の古名。あぎと。〈和名抄〉
あぎ‐と【顎門/顎/鰓】
1 あご。おとがい。「毒竜の—に噛まれるもの」〈芥川・地獄変〉 2 (鰓)魚のえら。
あご【顎/頤/腭】
1 人など動物の口の上下にあり、下のほうが動いて、食物をかみ砕いたり声を出したりするのに役立つ器官。あぎ。あぎと。 2 下あご。おとがい。「—がとがった顔」「—ひげ」 3 釣り針の先に逆向きにつ...
うわ‐あご【上顎】
上のほうのあご。あごの上部。じょうがく。⇔下顎(したあご)。
おお‐あご【大顎】
昆虫など節足動物の口にある左右一対の器官。食性に適した形となっている。
か‐がく【下顎】
したあご。⇔上顎(じょうがく)。
がく【顎】
動物の口の器官の一部。あご。
がく【顎】
[常用漢字] [音]ガク(呉)(漢) [訓]あご 口の上下の部分。あご。「顎骨/下顎・上顎」 [難読]顎門(あぎと)
くくり‐あご【括り顎】
肉づきがよくて二重になったあご。「—の円い顔」〈荷風・あめりか物語〉
した‐あご【下顎】
下のほうのあご。かがく。⇔上顎(うわあご)。