がいそく‐よくとつきん【外側翼突筋】
咀嚼筋(そしゃくきん)の一つ。蝶形骨(ちょうけいこつ)から起こり下顎骨(かがくこつ)につく。下顎を前方や側方に動かす働きをする。→内側翼突筋
がく【顎】
[常用漢字] [音]ガク(呉)(漢) [訓]あご 口の上下の部分。あご。「顎骨/下顎・上顎」 [難読]顎門(あぎと)
がく‐かんせつ【顎関節】
側頭骨と下顎骨を連結する、左右一対の関節。頭蓋にある唯一の関節。側頭骨と下顎骨の間にある、関節円板という骨より柔らかい繊維組織がクッションの役割を果たし、下顎の複雑な動きを可能にしている。
がくかんせつ‐しょう【顎関節症】
咀嚼筋や顎関節の障害によって、顎の関節や周囲の組織に生じるさまざまな疾患の総称。口を開閉するときに音がする、痛みがある、口を大きく開けられないなどの症状が現れる。頭痛・めまい・肩こり・耳の痛みな...
がく‐か【顎下】
⇒がっか(顎下)
がっこう‐ちゅう【顎口虫】
顎口虫科顎口虫属の寄生虫の総称。体長1〜4センチ。有棘(ゆうきょく)顎口虫、ドロレス顎口虫、日本顎口虫などがあり、顎口虫症を起こす。おもに犬や猫、ブタなどの胃壁に寄生するが、川魚の生食によりヒト...
がく‐こつ【顎骨】
⇒がっこつ(顎骨)
がっ‐こつ【顎骨】
あごの骨。上顎骨と下顎骨からなる。えら骨。
がんか‐かこう【眼窩下孔】
眼窩(がんか)の下縁中央下方にある、上顎骨の開口部。血管や神経が通っている。
がんめん‐かく【顔面角】
横顔を見て、外耳孔と鼻の付け根を結ぶ線と、眉間(みけん)と鼻の付け根を結ぶ線とのなす角度。顎(あご)の突出程度を表すもの。日本人は85.1度が平均。