とうがい‐こつ【頭蓋骨】
頭蓋を構成する骨の総称。ヒトでは脳頭蓋(神経頭蓋)の後頭骨・側頭骨・頭頂骨・前頭骨・蝶形骨(ちょうけいこつ)と、顔面頭蓋(内臓頭蓋)の篩骨(しこつ)・涙骨・鼻骨・上顎骨(じょうがくこつ)・下顎骨...
トリーチャーコリンズ‐しょうこうぐん【トリーチャーコリンズ症候群】
《Treacher-Collins syndrome》頰骨や下顎の形成不全により、顎が小さく、目の外側が下垂し、耳介の変形などがみられる先天性の疾患。TCS。
ないそく‐よくとつきん【内側翼突筋】
咀嚼筋(そしゃくきん)の一つで、下顎を引き上げる働きをする。蝶形骨(ちょうけいこつ)から起こり下顎骨(かがくこつ)につく。→外側翼突筋
ないぞう‐とうがい【内臓頭蓋】
脊椎動物の頭蓋のうちで、口の周辺や耳などを構成する部分。上顎骨(じょうがくこつ)・頰骨(きょうこつ)・口蓋骨・下顎骨・舌骨・耳小骨からなる。顔面頭蓋。→神経頭蓋
にく‐すい【肉垂】
鳥の頰(ほお)や顎(あご)の辺りに垂れ下がる肉質の塊。肉垂れ。
は【歯】
1 鳥類以外の脊椎動物の口の中にあって、食物の保持・咀嚼(そしゃく)や攻撃・防御に関与する硬い器官。人間では言語の発声にも関与し、乳歯が生え換わると永久歯が出る。顎骨(がっこつ)に上下2列に並ん...
ハイデルベルク‐じん【ハイデルベルク人】
1907年、ハイデルベルク近郊で下顎(かがく)骨が発見された化石人類。現在は原人と考えられている。
び‐きん【鼻筋】
外鼻の皮下にある筋肉の一つ。上顎骨の前部から起こり、鼻背および鼻翼の皮膚につく。鼻翼を動かして鼻孔を広げたり狭くしたりする。
びちゅうかくかせい‐きん【鼻中隔下制筋】
外鼻の皮下にある筋肉の一つ。上顎骨(じょうがくこつ)の前部から起こり、鼻中隔の軟骨につく。
ふく‐びくう【副鼻腔】
《「ふくびこう」とも》鼻腔に通じている頭蓋(とうがい)内の中空の構造。内面が鼻腔に続く粘膜で覆われている。 [補説]ヒトの副鼻腔には上顎洞・篩骨洞・前頭洞・蝶形骨洞の四つがある。