ほこり‐がお【誇り顔】
得意げな顔つき。「—で話す」
ほとけ‐がお【仏顔】
1 仏のように柔和な顔つき。やさしい顔。 2 死人の顔。「開けて見せたる—」〈浄・井筒業平〉
ま‐がお【真顔】
まじめな顔つき。真剣な面もち。「急に—になる」
まこと‐がお【実顔】
まことしやかな顔つき。まことしがお。まがお。「寺にねて—なる月見かな」〈鹿島紀行〉
まことし‐がお【実し顔】
「まことがお」に同じ。「わざと御伴をば申すまじく候と—に成りて言ひければ」〈太平記・一一〉
まさり‐がお【優り顔/勝り顔】
まさっているという顔つき。得意そうな顔。自慢顔。「あな、—な。さるものぞ、やもめにはなるてふ」〈かげろふ・中〉
まち‐がお【待(ち)顔】
待っているような顔つきやそぶり。また、そのさま。「—に入り口を見つづける」「人—」
まる‐がお【丸顔/円顔】
まるみのある顔。まるい輪郭の顔。
まるば‐あさがお【丸葉朝顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は心臓形。夏、紅紫色などのらっぱ状の花を開く。熱帯アメリカの原産。
まんぞく‐がお【満足顔】
[名・形動]満足そうな顔つき。満ち足りた顔つき。また、そのさま。「納得の結果に監督は—だ」